AIと一緒にSNSデビュー:ChatGPTと作るX自動運用のはじめ方

AIプログラミング

はじめに:AIと一緒にSNSを“動かす”という発想

ブログを始めたらSNS運用もセットになってきます。しかしながら、SNSなんて使い方もよく分からんしなぁ〜と感じていたが、これもAIにやらせればいいのでは?と考えつきました。

ChatGPTに相談してみたら言われたんです。

「まずはAIの“活動場所”を作るところから始めましょう。」

そこから始まった、AIと二人三脚で作るSNS自動化プロジェクト
この記事では、実際にChatGPTのサポートで進めた
「X自動投稿の仕組み」づくりの流れを、わかりやすく紹介します。


ステップ1:Xアカウントを作成する

まず必要なのは、AIが投稿する“舞台”=Xアカウント。

  1. https://x.com にアクセス
  2. メールアドレス or 電話番号で新規登録
  3. プロフィール、ヘッダー画像、紹介文を設定
  4. 「AIとともに生きていく」などテーマ性を持たせる

💡 ChatGPTのアドバイス:「あなたの代わりにAIが発信するなら、プロフィールも“AIチームの一員”っぽくしてみましょう。」

AIと発信する自分を“チーム”として見立てるだけで、
目的がぐっとクリアになります。


ステップ2:開発者登録をして“合鍵”を作る

次は、AIがあなたのアカウントで投稿できるようにするための
「開発者登録(Developer Portal)」です。

手順:

  1. https://developer.x.com/en/portal にアクセス
  2. 右上の「Apply for Access」をクリック
  3. 登録フォームに英語で入力(以下をコピペでOK👇)
I am building a small personal project that uses AI to automatically post summaries and updates from my blog to X (Twitter). 
The purpose of this project is to learn how to automate social media posting using AI tools such as ChatGPT and Python.
It is strictly for educational and personal use, not commercial.
  1. チェックボックス3つにチェック → 「Submit」

💡 ChatGPTのヒント:
「AIに投稿させるための“合鍵”を作るんです」
GPTの説明はわかるんだけれども、実際の情報と乖離している部分は多々ある・・・Apply for Accessなんてものは存在しなかった(笑)。

だけどもスクリーンショットでどこだい?と聞くと改めて指示が来るのでそれに従うことで乗り越えられた。

実際にはこの画面のSign up for free Accountから入れば進みました。


ステップ3:APIキーを取得する

申請が通ったら、「Keys and Tokens」ページに進みます。
ここでAIが使う“4本の鍵”を発行します👇

名称役割
API Keyアプリ識別用
API Key Secret上記の秘密鍵
Access Tokenあなたのアカウントで投稿する権限
Access Token Secret上記の秘密鍵

それぞれの欄にある 「Reveal」または「Generate」ボタン をクリック。
一度しか表示されないので、メモ帳などにコピーして保存しておきましょう。


ステップ4:PythonでAI投稿文を作る

次はPythonを使って、AIがブログ記事を読み取り、
X投稿文を生成するスクリプトを動かします。

必要な準備

ターミナルを開いて、ライブラリをインストール:

python3 -m pip install feedparser pyyaml openai

設定ファイルを作る

VS Codeで config.yaml を作成👇

x_api:
  api_key: "あなたのAPI Key"
  api_secret: "あなたのAPI Key Secret"
  access_token: "あなたのAccess Token"
  access_token_secret: "あなたのAccess Token Secret"

settings:
  blog_rss: "https://livewithai.blog/feed/"

スクリプトを作る

同じフォルダに generate_post.py を作成:

import feedparser, openai, yaml

with open("config.yaml","r") as f:
    cfg = yaml.safe_load(f)

feed = feedparser.parse(cfg["settings"]["blog_rss"])
entry = feed.entries[0]
title, link = entry.title, entry.link

openai.api_key = "あなたのOpenAI APIキー"

prompt = f"ブログタイトル『{title}』から、140文字以内のX投稿文を作成してください。URLも最後に付けてください。"

resp = openai.ChatCompletion.create(
    model="gpt-4o-mini",
    messages=[{"role":"user","content":prompt}],
)

tweet = resp.choices[0].message.content.strip()
print(tweet)

実行

python3 generate_post.py

数秒後に、AIが作ったX投稿文が表示されます🎯
この内容をコピペすれば、すぐにSNS投稿できます。


ステップ5:「OpenAIキー」でAIの頭脳を使う

AIをPythonから使うには、OpenAI APIキーが必要です。

取得手順:

  1. https://platform.openai.com/api-keys へアクセス
  2. 「+ Create new secret key」
  3. 表示されたキー(sk-xxxxx...)をコピー
  4. ターミナルで設定👇
export OPENAI_API_KEY='sk-あなたのキー'

💡 ChatGPTの解説:「これはAIの“頭脳”を使うための合鍵です。」
ということを言われて、まぁ理解はできたんだが、実際は一回の投稿ごとに料金がかかってしまう模様。大事なことは先に言ってくださいよ…って感じでしたね。
この辺は仕組みの理解ということで落とし込みました。


ステップ6:無料で始める現実的な方法

AIの自動生成は少しだけ有料(数円〜数十円/投稿)。
でも、ChatGPT内で投稿文を作って手動でコピペ投稿すれば無料で始められます。

  • ChatGPTにブログURLを渡す
  • 「X投稿文を3パターン作って」と依頼
  • 気に入ったものをコピペして投稿

たったこれだけで、AIを活かしたSNS運用がスタートします。


まとめ:AIと一緒にSNSを“学びながら作る”

この体験を通して感じたのは、

「AIは代わりにやる存在じゃなく、一緒に学ぶ相棒」
相棒なのは間違いないが、GPTも完璧ではない。ある程度自分も根気強く付き合っていくことが一番大事ですね。

最初は専門用語だらけだったけど、
ChatGPTが噛み砕いて説明してくれるおかげで、
「なんとなく分かる」から「実際に動く」に変わりました。

次の目標は、この仕組みを本格的に自動化して、
ブログ更新 → AIが自動でX投稿 という流れを完成させること。


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